鍼灸マッサージ師とは

10月21日(木)
 みなさまこんにちは。一気に気温が下がり、11月中旬並みの陽気だそうですね。寒暖差が厳しい折、体調崩されてはいないでしょうか?
 さて、今日は日頃皆さんによく聞かれることを書こうと思います。この仕事をしていると「リハビリの先生とは違うんですか?」「接骨院は?」など質問されることがあります。これらの職業の共通点はざっくりいうと「医師ではないけど国家資格を持って治療ができる人」ということでしょうか。その共通点を持つ一方、治療法が資格ごとに違います。そこで今日は資格別に少しお話をしたいと思います。
 

  • 理学療法士・作業療法士
    運動療法や作業療法の技術をもって身体機能を回復させる人、これが理学療法士・作業療法士に当たります。
     いわゆる「リハビリの先生」です。例えば脳血管疾患にかかり病院に入院したとします。麻痺が残った場合、ご自宅での生活を送れるように病院でリハビリをしますよね。このときに活躍するのが理学療法士と作業療法士です。これらの資格は医師の指示のもと仕事をするので基本的には病院で働いている方が多いです。今では介護保険の範囲で、ご自宅へ訪問してリハビリをする先生も増えています。
  • 柔道整復師
    いわゆる「接骨院」「整骨院」を開業できる人、これが柔道整復師です。骨折や脱臼、捻挫など骨や筋肉に外傷性の損傷(簡単に言うと怪我)が起きた場合にそれを治療することができます。
    柔道整復師の特徴は、自身で保険適用ができる点です。医師以外に自身で保険適用ができるのは柔道整復師だけではないかと思います。接骨院や整骨院で保険適用をして1割〜3割で施術を受けられるのはそのためです。施術の種類としては身体に電気をかけるのも特徴的ですね。最近では接骨院でも鍼灸マッサージを取り入れ治療に当たるところも増えています。
  • 鍼灸マッサージ師
    鍼や灸、マッサージという技術を持って身体を治療する人、これが鍼灸マッサージ師にあたります。(私は鍼灸マッサージ師です)
     はり師・きゅう師・あんま指圧マッサージ師という3つの国家資格を保有しています。いずれも専門学校へ3年間通い、専門的な知識と技術を身につけなければいけません。資格取得後は独立開業することができます。
     その際に「治療院」という文字を使用することができるのがこれらの資格です。ちなみに、「マッサージ」という文言も国家資格保有のマッサージ師のみが使用できる事になっているため、「もみほぐし」などの表記をしているところはリラクゼーションサロンとなります。
     筋緊張からくる身体の痛みやストレスからくる不眠、自律神経系を整えるなど様々な身体の不調に鍼や灸、術者の手を使って治療をします。

本当にざっくりとですが、違いを書かせていただきました。
明日はなぜ当店が「治療院」ではなく「サロン」なのか、について書きたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。
寒さが厳しくなりますのでお身体ご自愛ください♪

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